年齢表:自動表示できるExcelテンプレートの作り方

Excelで作成した年齢表のテンプレートです、無料でダウンロードできます。

西暦和暦変換表をカスタマイズし年齢表を作成しました。
年齢を計算する基準となる年は、今日の日付から年を取り出します。
年齢の計算は、西暦から基準年をマイナスします。
マイナスした値が0より小さい場合は、空白表示にしています。
西暦の開始年を変更するには、左上のB8セルに1900年以上を入力してください。
作成手順は下記の通りです。

  1. 西暦和暦変換表をカスタマイズし年齢欄を追加します。
  2. 基準年の関数を入力します。
  3. 年齢の計算式を入力します。
  4. 年齢の計算式をコピーします。
  5. 全てのセルにコピーし完成です。

掲載済みの「和暦西暦変換表」も参照してください。

自動表示できる年齢表の作成方法

西暦和暦変換表をカスタマイズし年齢欄を追加

西暦和暦変換表をダウンロードし、下記の手順で年齢欄を追加します。

  1. 各和暦の右に列を挿入します。
  2. 項目名「年齢」を入力します。
  3. 格子罫線と枠罫線を引きます。
  4. A4印刷範囲に入るように、列幅を調整します。
西暦和暦変換表

基準年の関数を入力

=YEAR(TODAY())

TODAY関数は今日の日付を所得する関数です。
TODAY関数の構文
TODAY()

YEAR関数は日付から「年」を取り出す関数です。
YEAR関数の構文
YEAR(シリアル値)
 ・シリアル値:日付のシリアル値か文字列を指定します。

基準年の関数を入力

基準年の表示には、「基準年:」と「年」の文字を追加しています。
文字の追加は、セルの書式設定で行います。

  1. セル上で右クリックし、表示されるメニューから[セルの書式設定]をクリックします。
  2. [表示形式]タブを選択します。
  3. 分類から[ユーザー定義]を選択します。
  4. 種類に「”基準年:” 0 “年”」と入力します。
  5. [OK]ボタンをクリック完了です。
セルの書式設定

年齢の計算式を入力

D8セルに入力します。
=IF($B$5-B8<0,””,$B$5-B8)
B5セルは基準年のセルです。
このセルの位置は変わらないので、$を付け絶対番地にしています。
年齢の計算は、西暦から基準年をマイナスしますが、0より小さい場合はIF関数で空白表示にしています。

IF関数の構文
IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)

  • 論理式:判定する条件式
  • 真の場合:条件式が満たされた場合の値
  • 偽の場合:条件式が満たされなかった場合の値
年齢の計算式を入力

年齢の計算式を他のセルにコピーします。
貼り付けは、リボンの[ホーム]~クリップボード グループの[貼り付け]~[数式]で行います。
そうすることで罫線はコピーされないので、罫線を引き直す必要がなくなります。

年齢の計算式を他のセルにコピーする

全ての年齢セルにコピーし完了です。
基準年セルを絶対番地にしているので、コピーするだけでOKです。

全ての年齢セルにコピーする

年齢表のテンプレートを無料ダウンロード:A4サイズ

年齢表のテンプレート

基準年: 2021年 年齢表
西暦 和暦 年齢
1940 昭和15 81


無料ダウンロード

ダウンロードし使用状況に合わせて、Excelで自由にカスタマイズしご利用ください。

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