和暦西暦変換表|ExcelのTEXT関数を使用する作成方法を掲載

Excelで自動表示できる和暦西暦変換表のテンプレートです、無料でダウンロードできます。

掲載済みの西暦和暦変換表とは逆に、和暦を西暦に変換する表です。
やり方は前回とほぼ同じで、開始セルのみExcelのTEXT関数で西暦に変換します。
以降西暦をプラス1し、西暦をTEXT関数で和暦に変換しています。
作成手順は下記の通りです。

  1. 和暦西暦変換表の元となるシートを作成します。
  2. 和暦を西暦に変換する計算式を入力します。
  3. 1年後の西暦の計算式を入力します。
  4. 西暦を和暦に変換する計算式を入力します。
  5. 下のセルにコピーします。
  6. 次の列の西暦の計算式を入力します。
  7. 次の列の和暦の計算式をコピーします。
  8. 次の列の和暦と西暦の計算式をコピーします。
  9. 3列目に2列目の和暦と西暦の計算式をコピーし、これで完成です。

掲載済みの「番号札」も参照してください。


和暦西暦変換表の作成方法

和暦を西暦に変換する計算式を入力

和暦西暦変換表の元となるシートを作成します。
B8セルに和暦の開始年を入力します。

和暦西暦変換表の元となるシート

和暦を西暦に変換する計算式を入力します。
変換はTEXT関数を使用します。

=TEXT(B8&”年01月01日”,”yyyy”)
B8セルは開始する和暦です。
和暦に”年01月01日”を加え、日付形式にしています。

TEXT関数の構文

TEXT関数は書式指定した文字列を返します。
TEXT(値, 表示形式)

  • 値:(必須)変換する値を指定します。
  • 表示形式:(必須)表示形式を指定します。
  • 西暦の場合(例:2012)は「yyyy」になります。
TEXT関数の入力

1年後の西暦の計算式を入力します。
上の西暦にプラス1しています。

1年後の西暦の計算式を入力する

西暦を和暦に変換する計算式を入力します。
計算式は前回掲載した、西暦和暦変換表で使用した式と同じです。
TEXT関数で表示形式に”gggee”を指定し和暦に変換しています。

西暦を和暦に変換する計算式を入力する

下のセルにコピーします。
コピーは通常のコピー&ペーストではなく、下画像のように「数式」で貼り付けます。
こうすれば数式のみコピーでき、罫線までコピーされることはありません。

下のセルにコピーする

2列目の計算式を作成する

次の列の先頭に、1年後の西暦の計算式を入力します。
計算式は、=C38+1です。
1列目の最後の西暦セル+1になっています。

1年後の西暦の計算式を入力する

F8セルにB9セルの西暦を和暦に変換する計算式をコピーします。
貼り付けは「数式」で行います。

西暦を和暦に変換する計算式をコピーする

1列目のB9:C38セルを、2列目のE9:F38セルにコピーします。
貼り付けは「数式」で行います。

「数式」で貼り付ける

3列目にコピーし完成

2列目を3列目にコピーします。
ここも貼り付けは「数式」で行います。

2列目を3列目にコピーする

これで和暦西暦変換表の完成です。

和暦西暦変換表の完成

和暦西暦変換表のテンプレートを無料ダウンロード:A4サイズ

B8セルに開始する和暦を入力すると、以降自動的に表示できます。
和暦は「和暦2文字+年数」の形式で入力します。
例えば「昭和11」「令和03」などです。

和暦西暦変換表のテンプレート

和暦西暦変換表
和暦 西暦
明治44 1911

平成15 2003


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